交通事故により入院し、寝たきりの3か月

怪我で入院
まだわたしが小学校に上がったばかりのころ。交
通事故で長期入院することになってしまいました。
怪我の内容は、足の複雑骨折。顔にも少し怪我をしていました。
固定具により足を吊るした状態だったので、自分ではトイレに行くこともできずに、誰かの手を借りなければならない状態でした。
約3か月、寝返りもほとんど打てずに過ごしていました。

固定した後はあまり痛みもなかったことから、入院生活が毎日退屈で退屈で、仕方ありませんでした。
そのため、時々来る看護婦さんたちが、忙しい合間を縫って少し遊んでくれたりするのが、最大の楽しみでした。
入院患者さんたちの中でも、比較的元気な人は一緒に遊んでくれたりもしましたが、私は寝たきりなので、来てもらうのを待つのみ。
「事故は痛いし、入院すると寂しいし、動けないし、大変なんだな。もうしたくないな」
と子供心に思ったのを、今でもよく覚えています。

完全看護だったため、夜は親も病院にはいません。
そして、ベッドは窓際でした。
普段は気にならないのですが、台風などの悪天候で雨風が強かったりすると、とても不安で、心細い気持ちになったものです。
でも、医師も看護婦さんたちも、とても優しい人たちばかりでした。
そういう悪天候の日は、眠れずにいる私のところに来て、小さな声でお話をしてくれたり、歌を歌ってくれたりしたんです。
とても良くしてもらったため、退院の日は、ちょっとだけ寂しい気持ちになったものでした。

あれから随分と年月が過ぎました。
私が入院していたのは、市民病院でした。
当時、私の主治医をしていた医師は、その後に独立しました。
腕の良い医師だと市内では評判で、病院にはいつも大勢の患者さんがいます。
私はその後も、怪我をした際には、その医師の病院でお世話になっています。

あれ以降は、大きな怪我や病気をすることもなく、元気に暮らしています。
今でもふと、当時入院していた病院の近所を通ると、当時のことを懐かしく思い出してしまいます。